【実録】3年間の学習塾経営本音の記録

虚飾一切ナシの本音(名前は仮名)

開業初期の学習塾に必要なのは優秀な講師か優秀な生徒か?

        生徒を褒める先生のイラスト

学習塾の経営論*1を語っている人を観察していると、時々アレっ?と思うことがあります。

 「この人、本当に塾を経営したことあるのかなあ」といった疑問が湧いてくるんです。

ところで、もしもアナタが開業初年度の塾を経営しているとしたら、優秀な講師と優秀な生徒のどちらが必要だと思いますか?

どちらか一択で考えてください。

今回はこれがテーマです。

開業間もない学習塾に必要なのは優秀な生徒で、講師は二の次です。

見出しの通りなんですが、意外とコレが分かっていない人がいるんですね。

何を隠そう、私も分かっていませんでした(笑)

開業当初の私が「良い授業さえしていれば生徒は自然と集まってくる」等と甘えた考えを持っていたことは以前言ったと思います。

※甘えた考えの記事はコチラを参照

toudaiichirou.hatenablog.com

 上の記事では集客行為(生徒集め)がいかに大切なのかを説いたんですが、それと本質的には同じことなんです。

優秀な講師がいても、それだけでは生徒は来てくれないんです。

生徒は生徒の居るところに集まって来るのです。

それも類友の法則よろしく、同じレベルの生徒が集まって来ます。

もしアナタの塾にヤル気のない低学力の生徒がばかりが居たら、やはり集まって来るのも同じようなヤル気のない生徒ばかりでしょう。

反対にヤル気にあふれた優秀な生徒がいたら、集まって来るのもやはり同じく優秀な生徒なんです。

なぜこうなるのか、そのプロセスが分かりますか?

通常、生徒や母親が塾選びをする際に考慮するのはその塾へ通ってる同級生の顔ぶれです。

我が子(生徒のこと)と同じような学力や品行の生徒が通っているかどうかで判断するのです。

優秀な生徒の親子は、その子と同じ優秀な同級生が通っているかどうかを根拠にして塾を選ぶのです。

逆にヤル気のない生徒の場合も、自分と同じようなヤル気のない同級生でも面倒を見てくれている塾を選びます。

かくして似たような生徒が集まってくるのです。

このことは非常に重要なカラクリなので、絶対に頭に置いといてください。

【今日の金言】生徒は似た者同士が集まってくる

なので、開業当初の塾が目指すのはできるだけ優秀な生徒に入塾してもらうことなんです。

講師は平均的な腕でも大丈夫

では優秀な講師は要らないのかと言われれば、要りません。

平均的な腕があれば十分です。*2

「平均的」というのは、中学の教科書レベルが教えられればいい程度です。

時には優秀な生徒が難問を質問して来るかもしれませんが、解答を見ながら説明できれば十分ですし、そんなことは年に1回もあるかないかです。*3

むしろ講師に求めるべきは勉強面とは別のスキルです。

ありきたりな言い方をすれば「人間力」とか「コミュニケーション力」といったところでしょうが、それでは掴みどころがないですね。

ストレートに言えば「二枚舌三枚舌をうまく使い分けることが出来るトーク力」です。

真面目なだけでは塾講師はつとまらないのです。

講師については以前この記事で詳しく言ってますのでよろしかったら、どうぞ。

人気のある講師はこんなタイプ

私自身にはそういったスキルがないのですが、それがあったら今でも塾経営を続けているかも知れません。

それぐらいトークスキルは重要です。

ついでに言っておくと、女性講師は若い方が好まれますね。

少々頭が足りなくても若くて可愛いタイプの女性講師は、男子・女子生徒ともに好かれますので大変重宝しました。

 あ、かなり長くなりましたね。そろそろ終わりにしましょうか。

それでは、また。

*1:と言っても自分の自慢話や思い込みを述べているだけの場合がほとんどですが。

*2:ハイレベルな進学塾へとステップアップすれば別ですよ。

*3:ただし、高校生は別。高校生クラスについては別記事で書く予定です。ここでは開業間もない塾で、生徒は小中学生と仮定しています。